S15シングルバシャクレセサザンゲンガー構築
1.はじめに
知り合いの方以外は初めまして!YOUIというものです。
S15ではずっと1700から1800で彷徨ってましたが、最終週でどんどんレートが上がっていき、まさかの2100に到達することができましたので記念に構築記事を残したいと思います。
最終&最高レート2110 最終&最高順位112位
2.パーティ構築
このパーティは、私が愛用していたサザンゲンガー軸に合う裏選出を探していた結果、バシャクレセサザンの並びが強いと思い作り始めました。バシャクレセサザンを前に置いたことで、バトンバシャを強く意識させたつもりです。マリルリとマンムーは補完枠として採用。
3.個別解説
性格・努力値:意地っ張り 0-252-0-0-6-252
実数値:メガ前155-189-90-×-91-132→メガ後155-233-100-×-101-152
技構成:フレアドライブ/とび膝蹴り/バトンタッチ/守る
ASぶっぱ。最近よくいるピンバトンのメガバシャですが、このパーティではあまりバトンはしません。1舞程度のバトンではサザンドラくらいしかバトン先がないためです。それでも決まれば強く、非常に優秀な技だと思います。準速はバシャミラーで強い点、初手で守らなくても上をとっている場合が多くなる点、多くのスカーフ持ちを恐れずに動ける点が強いです。
性格・努力値:図太い 252-0-252-0-0-6
実数値:227-×-189-90-150-106
技構成:冷凍ビーム/どくどく/月の光/スキルスワップ
HBぶっぱ。Cは20くらいの非理想個体です。物理受けとして非常に優秀ですが、後ろに負担がかけにくいのが問題で、起点にならないように注意して立ち回る必要があります。電磁波が欲しい場面がかなりありましたが、耐久を倒すためにどくどくは切れず、スキルスワップがないとマリルリの腹太鼓で壊滅するため技スぺが足りませんでした。
性格・努力値:控え目 0-0-0-252-6-252
実数値:167-×-110-194-111-150
技構成:悪の波動/流星群/火炎放射/波乗り
CSぶっぱ。一応構築の軸になったポケモン。バシャクレセサザンの並びなのでこだわり1点読みしてくる人も多く、こいつ1匹で壊滅させることもあります。珠は有利対面をとったときに択になりにくい点が強いです。波乗りはHDアローを突破するために採用。他にもグライ、カバ、エンテイ、ドラン等多くのポケモンに刺さりました。
ゲンガー
性格・努力値:臆病 252-0-0-0-6-252
実数値:メガ前167-×-80-150-96-178→メガ後167-×-100-190-116-200
技構成:ヘドロ爆弾/鬼火/祟り目/守る
HSぶっぱ。ガルーラに打つ鬼火と、バシャサザンの並びはマリやニンフを強く誘うため、そこに強く出るためにヘドロ爆弾を採用しています。守るは、
・安全にメガ進化してゲッコ、ジャロ、マニュ等の上をとれる
・鬼火のスリップダメージを稼げる
・こだわり持ちの技の固定ができる
・ガルドがブレードフォルムになってくれる
・トリルのターン稼ぎができる
と、できることが多く非常に強いです。道連れを切ってますが、ガルーラ相手には鬼火から守るでスリップダメージを稼ぎながら型を見ることができるので基本有利に立ち回ることができます。
性格・努力値:意地っ張り 132-252-0-0-6-120
実数値:192-112-100-×-101-85
技構成:滝登り/じゃれつく/アクアジェット/腹太鼓
DL対策のため努力値を4捨てているマリルリ。こいつがいることでガブリアスが逆鱗を打ちにくくなり、初手のサザンドラやゲンガーが非常に動きやすくなりました。ガブリアスの地震をオボン込で高乱数で2耐えするところまで耐久を落とし、残りをSに回しています。ここまでSを振るとミラーで上をとられることはまずありません。マリルリはクチート、ニンフ等を抜いているかどうかで使い勝手が変わってきます。馬鹿力や叩き落すが欲しい場面も多々あったため技構成は悩ましいところ。
性格・努力値:意地っ張り 12-252-6-0-180-60
実数値:187-200-101-×-103-108
鉢巻ADマンムー。このパーティの地雷枠。鉢巻Aぶっぱの礫は耐久に振ってないメガマンダを確1、ボルトを高乱数で落とせます。また、地震でシールドフォルムのガルドを確1、威嚇込みでもメガクチートを確1にできます。 Dはボルトの草結び耐えまで降り、Sは4降り85族抜き抜き、残りをHとBに適当に振りました。鉢巻は読まれにくい上に、確1にできるようになるポケモンはかなり多いため、こいつのおかげでイージーウィンした試合は数多くあります。
4.選出パターン
基本的には、
バシャクレセサザン
と、
サザンゲンガー@1
の選出になりますが、特定のパーティに対してこの選出で行くと決めているわけではなく、相手のパーティを見て刺さっているポケモンを選出していきます。
選出の考え方としては、バシャーモで行くかゲンガーで行くか決め、そこからサイクルをできるだけ回せる形になるように選出します。
選出率は数えているわけではないですが、
ゲンガー>サザンドラ>バシャーモ>マンムー>クレセリア>マリルリ
の順だったと思います。
5.あとがき
この構築はS14の頃から使用している構築で、それまで1900にも乗ったことなかった私を2000まで連れて行ってくれました。今季はマリルリのところをトゲキッスに変えて使っていましたが、鋼タイプが重すぎてしまいあまり勝つことができませんでした。この構築に戻した後はどんどんレートが上がっていき、最終日の前日に2000到達、最終日は10勝3敗で初の2100を超えることができました。次は2200目指して更なる研鑽を重ねていきたいです。
ここまで読んでくださった方、レートでマッチングした方、ポケモンを通じて知り合った皆さん本当にありがとうございました。そしてS16以降もよろしくお願いします。